1周約17kmを4周回(約70km)
1周約17kmを4周回する全長約70kmのバイクコースは、金武ダムの周遊道路を含み、沖縄らしいアップダウンが特徴です。獲得標高は約844mで、特にハードな1700mの上り坂が挑戦を求める選手を待っています。スタートして2kmほどで海岸線を駆け抜け、軽めのアップダウンを経て軍道から国道まで北上する道は厳しい登り下りの繰り返しです。
国道を右折し金武大橋から海とダムを見渡しUターンし、米軍基地キャンプハンセン第3ゲート前を通過し町役場前でUターンします。国道から恩納村方面へ向かう道は長い登り坂を進み、少し下ると折り返し地点があります。その後は山上のダム湖沿いの道を周り、ダムの下まで駆け降ります。
億首川のマングローブを抜けるこの4周回のコースは、標高差がありアップダウンの繰り返しが厳しいですが、沖縄の海から新緑のダム湖までの美しい景色を堪能できる走りごたえのあるコースです。海沿いを抜ける途中にエイド(トイレ付き)もあり、水分補給が可能です。
バイクフィニッシュはサッカー場の間を戻り、スイム会場のビーチ横を駆け抜けてトランジションに帰還します。
沖縄の自然と地形をフルに活かしたこのバイクコースで、爽快なライドをお楽しみください。
バイクコースハイライト
1.金武町フットボールセンター 要注意ポイント
フットボールセンター前の急坂を降り、突き当たりを左折し周回合流に入ります。しっかり減速してコース合流しましょう!
2.億首川(福花橋)
橋から眺める億首川のマングローブ林は、豊かな生態系を育み、地域の環境保全に大きく貢献しており、様々な種類の植物や動物が生息し、自然の神秘を感じることができます。
3.金武タームパークゴルフ場 AIDステーション
美しい海を眺めながら、1年中パークゴルフを楽しめる施設です。桜コースとクバコースの計18ホールがあり、初心者から上級者まで楽しめます。
フラットな海沿いの道路では左側に美しい海岸線が望めますが、右側にある唯一のバイクエイドを見逃さずにしっかり補給をしましょう!
4.金武海岸
バイク・ランの並走する海岸線のフラットなコースは、潮風を感じる美しい水平線が見られ、金武岬の先には沖縄の自然が育んだ神秘的な巨岩(エーグ岩)が見られます。
5.金武ブルービーチ訓練場
キャンプ・ハンセンからの水陸出動の待機場として使用され、水陸両用車を使った訓練などが行われています。年間を通して一般人の立ち入りは制限されていますが、年に一度、旧暦3月3日の浜下り(はまうり)の時期に限り、一般開放され潮干狩りを楽しむことができます。
ブルービーチ前交差点まではランと並走するコースで、ココを右折してからはアップダウンが連続して続く難所です。
6.パーパームイ
「パーパームイ」とは、金武町にある並里区民広場の愛称です。野球場としても使える広々とした多目的広場では、ナイター照明も完備されており夜もスポーツを楽しめるスポーツ広場です。
7.並松そば
バラエティ豊かな沖縄そばが楽しめるお店です。ソーキそばや三枚肉そばはもちろん、カレーそばやきつねそばなど変わり種も人気。麺の量も7段階から選べ、替え玉も用意されているので、自分好みの味と量で楽しめます。
8.金武交差点 要注意ポイント
しっかりと減速して、下りの右折で国道へ入り右側通行になります。フラットな大橋で息を整えからの景色を楽しみましょう!
9.金武大橋のシーサー(守り神×2)
金武大橋の南側には、邪気を払い幸運を招くと言われているシーサーが2体鎮座しています。雄大な億首川とマングローブ林を背景に、その姿はひときわ印象的です。橋の上からは、豊かな自然を一望でき、シーサーと共に美しい風景を楽しめます。
10.金武大橋Uターン
金武町北部に架かる金武大橋は、全長約200メートルの雄大な橋です。真下には億首川が流れ、マングローブが生い茂る豊かな自然を間近で見ることができます。
11.金武町役場十字路
国道折り返しポイントとなる金武町役場十字路。金武町の大動脈となる役場前の国道をバイクコースとして使用させていただきます。
12.キャンプハンセン
米海兵隊のキャンプ・ハンセンは、県内最大規模の実弾射撃演習場を有し、広大な敷地を持つ基地です。兵舎や医療施設だけでなく、銀行や娯楽施設なども完備されており、一つの街のような規模となっています。周辺住民との交流イベントも実施されるなど、地域社会にも深く関わっており、今大会でも第3ゲート前の国道使用や競技ボランティアとしても協力いただいてます。
13.国道の上に残る軍道立体交差
かつて、内陸の基地からブルービーチまでを繋いでいた立体交差は、現在も軍所有の道路で今大会でも一部バイクコースとして使用をさせていただいております。
立体交差を潜る先から国道を左折し、最高到達点までの長い上りが続きます。
14.金武ファーム
県内では珍しい椎茸栽培を行っている農場です。ビニールハウス内で栽培から収穫までを一貫して行っています。新鮮な椎茸を味わいたい方や、椎茸栽培に興味のある方はぜひ訪れてみてください。
15.ダム入り口 要注意ポイント
長い下り道から左に曲がりダムコースへ入る急カーブ!!!
道路も視界も一気に狭くなるこのポイントは厳重注意ポイントです!
16.金武ダム周回道路
周回道路からは、ダム湖の広大さ、周辺の山々の緑、そして遠くに見える水平線など、息をのむような絶景が楽しめます。特に、夕暮れ時の風景は格別で、空の色が刻々と変化していく様子は、訪れる人を感動させます。
17.富名田橋
金武ダム湖周回道路に入って最初の橋が富名田橋です。橋の先には展望台があり金武ダム湖の景観を眺めることができる撮影ポイントとなっています。
18.幸地橋
金武ダム湖周回道路に入って二つ目の橋が幸地橋です。道路幅が少し狭くなりますので注意して通り抜けましょう。おおよそダム周回の中間地点となります。
19.金武ダム公園 要注意ポイント
金武ダムを背景にした広大な公園。ダム湖を一周する道や、歴史観察ゾーンなど、見どころ満載です。周辺には、億首川せせらぎ広場やヤマクモー広場など、歴史観察展望ゾーンなど、様々な魅力が詰まっています。
公園を越えるとダムの下まで一気に下り、右折左折と直角コーナーが続きます。
ここは無理せず、しっかりキープ!
20.名物!超立体コース
金武大橋道路とその下の河川沿いの道路を立体交差する、高低差000m!
今大会のバイクコースの特徴でもある起伏を直に感じられるダイナミックな景色です。
21.億首川マングローブ林
沖縄本島北部に位置する億首川のマングローブ林は、沖縄本島で最も種類が豊富なマングローブ林として知られています。オヒルギ、メヒルギなど、様々な種類のマングローブが息づき、豊かな生態系を育んでいます。バードウォッチングやカヤックなど、自然を満喫できるアクティビティも充実しており、観光スポットとしても人気です。
22.フットボールパーク下の合流地点 要注意ポイント
バイクスタートで左側から下りで合流してくるバイクに注意して右側を走行しましょう。
最終週ではココを左折して坂を登り、そこからビーチ沿いを駆け抜けてトランジションに向かいます。
23.KINサンライズビーチ海浜公園
スイム会場横の直線を駆け抜けます!家族や仲間の方には絶好の応援ポイント!!!